4/29は「歯肉炎予防デー」歯肉炎は放置すると歯周病に
★知っていると得をする口腔のはなし★
~毎月8がつく日(歯の日)に配信です!(毎月8日・18日・28日)~
※歯肉炎予防デーにちなんで、今回は29日配信となっています。
4/29は「歯肉炎予防デー」
4月29日=4(し)2(に)9(く)で「しにく」、語呂合わせが由来の歯肉炎予防デー。
花王(株)さんが制定した記念日です。
みなさんの歯ぐきは健康ですか?
歯肉炎予防デーにちなんで、チェックしてみましょう。
- 歯ぐきがピンク色ではなく、赤いような気がする
- 歯ぐきが腫れている
- 歯ぐきから血が出る
- 口臭がする
いかがですか?
ちょっと気になる症状があるかも知れません。
それもそのはず、歯肉炎は極めて一般的な病気で、成人の80%に歯肉炎の症状が見られるといいます。
歯肉炎の初期には痛みや出血がみられないことがあり、治療せずに放置していると歯の周りの組織が病気になる歯周炎に進行します。
そしてこの歯周炎が進行すると、歯を支えている組織や骨が病気になり歯周病となります。
歯肉炎の原因
最も多い歯肉炎の原因は、歯みがきとデンタルフロスなどの使用が不十分であること。
歯と歯の間や歯と歯ぐきの隙間にたまった歯垢(プラーク)や歯石が原因で歯肉炎が起こります。
また、一部の薬によるものやウイルスによるもの、妊娠などのホルモンの変化が原因のものなどがあります。
ブラッシングやうがいなどでお口の中を清潔にしても症状が続く場合は、歯科医院を受診して適切な治療を受けましょう。
歯肉炎は歯みがきによるプラークコントロール、歯科医院でのクリーニングや歯石とりで予防ができます。
歯周病(歯肉炎・歯周炎)を招きやすい生活習慣
また、歯周病(歯肉炎・歯周炎)を招きやすい生活習慣があります。
- タバコを吸う(有害物質)
- 疲れやストレス(免疫力の低下)
- よく噛まずに食べる(唾液の分泌)
- 間食(糖分を栄養にプラークを作りだします)
このような習慣は重要な危険因子なので気を付けましょう!
トータルリハセンターでも歯科衛生士が日々口腔ケア
手洗い、うがい、こまめなブクブクうがい、歯磨き、舌や口腔粘膜の清掃を一緒に取り組んでいきましょう!
また、自分だけでは口腔内の細菌を取り除くことはとても難しいため、定期的に専門家にご相談ください!
トータルリハセンター(デイサービス)でも歯科衛生士が日々口腔ケアに取り組んでいます!
★トータルリハセンター(デイサービス)★
トータルリハセンターは、リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士)と歯科衛生士が、口腔と身体のリハビリを本気で取り組むリハビリ特化型デイサービスです。
トータルリハセンターでは、機能訓練などのプログラムに加え、嚥下(飲み込み)訓練や口腔機能向上のためのプログラムを加えることにより、全身の健康の維持と身体機能の回復を目指しています。