ことばで暮らしをより豊かに、5月18日は「ことば」の日
★知っていると得をする口腔のはなし★
~毎月8がつく日(歯の日)に配信です!(毎月8日・18日・28日)~
5月18日はことばの日
5月18日は「ことばの日」です。
「横浜みなとみらいBUKATSUDO連続講座 言葉の企画2019」の企画生らが制定した記念日となっています。
「ことば」を大切に使い、「ことば」によって人と人とが通じ合えることに感謝し、「ことば」で暮らしをより豊かにすることが目的です。
日付は言葉の「葉」が5月の新緑の瑞々しさを表しているとの思いと、5と18で「こ(5)と(10)ば(8)」と読む語呂合わせからきています。
漢字の「言葉の日」ではなく、ひらがなの「ことばの日」としたのには手話や点字など広い意味での「ことば」を知ってもらいたいとの思いが込められているそうです。
「ことば」ということで、今回は入れ歯を入れる事で起こる話しづらさに注目したいと思います。
入れ歯にした方のお悩みで多いのが「発音がしにくい」との声
「入れ歯」は失ってしまった歯を補う治療の一つで、部分入れ歯と総入れ歯の二つに大別することができます。
入れ歯にしたら「うまく喋ることができなくて、人と話をするのが億劫になってしまった……」というお悩みを聞くことがあります。
●不慣れなために、一時的な発音障害がでている
●入れ歯に不具合があり発音障害がでている
大きく分けると原因はこの2つです。
特に総入れ歯になった方は慣れるまでに1~2週間はかかり、発音するのが難しくなるのは自然なことです。
そういった期間を過ぎても、喋りづらいことが続くようであれば、入れ歯の厚みが合っていない・噛み合せが悪い・入れ歯自体が発音を重視した設計になっていない…などの理由が考えられます。
特に発音障害がでやすい「サ行・カ行・ラ行」を順番に発音していき、発音しづらい音をチェックしてください。
かかりつけ歯科医にその旨を伝え、調節してもらいましょう。
具体的に伝えていただけると、改善される確率も高くなります。
入れ歯に慣れるための練習例
入れ歯に慣れるための練習例として、
特にサ行やハ行の音は難しいとされているので、これらを含むことばをよく練習しましょう。
また、新聞や本を音読することも訓練になります。
これは入れ歯を装着した自分の声に慣れるためでもあります。
このような練習や訓練をしても、入れ歯に違和感がある場合には、かかりつけの歯科医に相談してください。
こういった事例も併せて、トータルリハセンターでは話をしており、日々口腔ケアや評価・口腔機能向上訓練をおこなっています。
★トータルリハセンター(デイサービス)★
トータルリハセンターは、リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士)と歯科衛生士が、口腔と身体のリハビリを本気で取り組むリハビリ特化型デイサービスです。
トータルリハセンターでは、機能訓練などのプログラムに加え、嚥下(飲み込み)訓練や口腔機能向上のためのプログラムを加えることにより、全身の健康の維持と身体機能の回復を目指しています。