歯がないことの悪影響

★知っていると得をする口腔のはなし★

~毎月8がつく日(歯の日)に配信です!(毎月8日・18日・28日)~

歯がないことの悪影響

「歯1本ぐらい、大丈夫」
「普通に噛めるし、時間ができてから歯医者に行こう」
と考えて、抜けてしまった歯をそのまま放置してはいませんか?
実は、歯がない状態は皆さんが想像している以上に大きな悪影響をもたらします。

奥歯や前歯がなくなると・・・

奥歯がなくなると確実に噛めなくなります。特に前から6番、7番目の奥歯(大臼歯)を1本失っただけで、すり潰す力が30%も落ちるといわれています。
前歯の場合は、見た目だけでなく、歯がないスペースから息がもれる影響で、発音がしづらくなり、会話にも問題が出ます。

さらに悪影響が・・・

さらに、抜けたところだけでは済みません!!
歯は隣同士の歯が倒れないようにお互いに支え合ってかみ合わせを維持しており、1本でも抜けたままにしていると健康な他の歯も崩壊してしまう恐れがあります。
その他、歯を失い噛む力が弱まると、認知症の発症リスクは最大1.9倍も増えるそうです。

歯は1本ないだけで、バランスを崩し、見た目やかみ合わせはもちろん、身体にも影響が出てきてしまいます。

健康長寿のために

歯がないことは「噛めない」「見た目が悪くなる」だけでなく、お口全体にも影響を及ぼし、最終的には全身へ作用し寿命までも短くします。

健康長寿のためにも、もしも抜けたまま放置している歯があったら、一度歯科受診してみてはいかがでしょうか。

★トータルリハセンター(デイサービス)★

トータルリハセンターは、リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士)と歯科衛生士が、口腔と身体のリハビリを本気で取り組むリハビリ特化型デイサービスです。
トータルリハセンターでは、機能訓練などのプログラムに加え、嚥下(飲み込み)訓練や口腔機能向上のためのプログラムを加えることにより、全身の健康の維持と身体機能の回復を目指しています。